ザイロリック(アロプリノール)の効果と注意点ーうがい薬としての効果は

 


成分名

アロプリノール

 
分類

高尿酸血症治療剤 

 

薬効・薬理

キサンチンオキシダーゼン阻害作用

【効能・効果】(添付文書より)

下記の場合における高尿酸血症の是正 痛風高尿酸血症を伴う高血圧症

【用法・用量】 

通常、成人は 1 日量アロプリノールとして200~300mgを 2 ~ 3 回に分けて食後に経口投与する。年齢、症状により適 宜増減する。

実際の処方はあまり見ませんが、100㎎1回1錠、1日3回の服用も可能ということになります。

 

注意点

・発疹等、皮膚症状に注意が必要です。
副作用として薬剤性過敏症症候群が挙げられています。

重要な基本的注意には以下の記載があります。
「 本剤の投与により皮膚症状又は過敏症状が発現し、 重篤な症状に至ることがあるので、発熱、発疹等が 認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処 置を行うこと」。 

・横紋筋融解症があらわれることがあります。

 

うがい薬として

抗がん剤の服用などによって生じた口腔粘膜の炎症に対して、アロプリノールをうがい薬として効果がある、という報告があります。
実際、アロプリノールを粉砕し、用時溶解して使用するという処方を目にしたことがあります。

 

※ここに記載されていることがすべてではありません。使用に際しては担当の医師、薬剤師に相談してください。